2017 / 07 / 02 新築シェアハウスに対する当社の見解

 

昨今、業界では新築シェアハウスを運営する業者に対し、賛否の声が上がっております。この件につきまして、物件オーナー様や取引銀行様等のステークホルダーからのお問い合わせ、ご相談も多く寄せられておりますので、この場をお借りして当社の見解を明記いたします。

 

まず、新築シェアハウスに関して全て非難されているかというと、そういう事ではありません。新築のシェアハウスを建ててアパート同様、もしくはそれ以上に利回りを上げられる物件もございます。これは立地や、土地の形状、用途地域など様々な要素を踏まえ、土地の値段と建築費で良し悪しが決まります。

 

上記の事から

「シェアハウスだから利回りが高くなる」

「シェアハウスで付加価値が付くから入居者が入る」

「個室が沢山作れるからアパートより良い」

「高賃料の一括借り上げだから安心」

など、メリットばかりに着目し、それ以外のデメリットを加味しない考え方は、とてもリスクが高いと思います。メリットの裏には必ずデメリットがあるので、その要素を考えてください。そして、デメリットをどのように軽減しているかで、投資の有無を判断される方が賢明です。

 

また、シェアハウスの内装はアパートと違い、水回りが各居室に付いていなかったり、リビングが広かったり、リビングが無かったりと特殊な形状となっております。購入後シェアハウスの運用が難しいと判断した時、用途をシェアハウスや寮以外のものに変更し難いのもリスクの一つです。極端ですが、後戻りのできない投資になり得ますので、シェアハウスへの投資は慎重に、そして信頼できる会社とお取引することをお勧めいたします。

 

株式会社クロスハウス

代表取締役鳥井淳史

 

<本件に関するお問い合わせ先>

TEL:03-6721-7833