「全国賃貸住宅新聞」2020.1月号 第1395号に掲載されました。
「全国賃貸住宅新聞」に取り上げられました。
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人材派遣会社が400室契約
クロスハウス、社宅のニーズに対応
首都圏を中心にシェアハウスを管理運営するクロスハウス(東京都渋谷区)は、人材派遣会社との社宅契約数が400室を突破した。
人材派遣会社が求める社宅のニーズと合致したことで、認知度が広がったためだ。
同社はシェアハウスを「シェアドアパートメント」として展開ている。
入居にかかる初期費用は3万円で、敷金・礼金・仲介手数料などは不要。
部屋には冷蔵庫・テレビ・ベッド・机も設置している。
電気・ガス・水道・インターネットが完備されているため、入居したその日から生活が可能だ。
人材派遣業界はここ数年、採用難によって雇用条件を良くし、社宅付きの求人で募集するケースが増加している。
人材派遣会社が社宅に求めるのは、「低コスト」「簡易的な手続き管理」「1カ月単位の短期間契約」などだ。
契約は1室や1棟借り上げ・個人・法人など形態が選べる。
1棟借り上げであれば、法人内で入居者の入れ替えを自由に行える。
契約件数の増減も容易なため、採用人数が安定しない場合でも社宅コストが抑えられる。
担当者は「350物件3500室を管理しているが、毎月10物件100室ペースでオープン計画を進めている。
人材紹介業での契約数1000室を目標に、商品の利便性をアピールしていく」と話した。